在宅ホスピス・ナーシングホスピスについて
ホスピス(hospice)の語源は、
「hospitium(ホスピティウム:旅人の宿泊所、温かいもてなし)」に由来します。
中世ヨーロッパで修道院が旅人や巡礼者、病人を看病・保護した
「おもてなしの場所」がその起源です。
私たちは、由来や歴史に込められる想い、
そして物事の原点を大切にしていくことが出来ればと想っております。
日本にホスピスという文化が入ってきたのは、1970年代前半になります。
2026年の現在、住み慣れた地域において人生の最期までと
地域の在り方も変わり続けております。
そのような中、変わらぬ想いを持ち
私たちは、看護師・介護士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士
管理栄養士・介護支援専門員・相談支援専門員・事務員などの
全ての職員が
チームとして
利用者様とご家族に寄り添わせていただくことが出来ればと想います。
人生に寄り添わせていただくうえで
傾聴させていただく事が大切であると言われます。
傾聴の聴くの漢字には心が入っております。
耳で聞くのではなく
心で聴くの意味合いがあります。
私ども一人一人が心を大切に
ご自宅など住み慣れた地域において
人生の最期まで安心して生活していただけますよう
利用者様ご家族とともに
側を歩ませていただく事が出来ればと想います。
語源と歴史
- 「もてなし」の心: ホスピスは「ホスピタリティ(hospitality:厚遇、歓待)」と同じ語源であり、単なる医療の場ではなく、安らぎの場という意味が込められています。
- 派生: 「ホスピタル(hospital:病院)」や「ホテル(hotel:宿)」も同様に、このラテン語の「客人を保護する」という言葉から派生しました。
- 役割の変遷: 11世紀頃の十字軍遠征時の巡礼者・病人のための休憩所から始まり、19世紀以降、緩和ケアを行う施設として現代のホスピス・緩和ケアへと発展しました。
現代のホスピスは、がんなどの末期患者が最期までその人らしく過ごせるよう、身体・精神的な苦痛を「おもてなし」の心で緩和する施設やケアを指します。