看護師研修
(みらいプロジェクト)
医療の現場の背景は、医療の高度化、医療安全に対する
意識の高まりなどにより大きく変化しており、
私たち看護師は、
より質の高い看護を提供することを
求められている。
しかし、その一方で、
在院日数の短縮も影響し、
「看護体験」や
看護への「想いの共感」を
振り返る機会が減少し、
経験した看護を後輩へ語り継ぐことが
できなくなってきている。
私たちは看護体験を表現する活動を
おこなっております。
表現をすることの楽しさを知り、
業務に関わるものを表現することで
業務を振り返り味わうことができる。
次に、「心に残っている体験」などを
書き出し、
業務に対する自分の想いに出会います。
これらの表現活動を 通して、私たちの看護業務には
「想い」と「業務」の2層のモデルが
見いだされています。
この「想い」は、日々の業務の
背後に隠されている。
業務そのものは 、看護実践の記録として
看護記録に残されえているが、
この「想い」は、看護記録に 記録できない。
看護管理者は、日々の看護実践の中で、
看護師たちが実践した
看護の意味や価値、
つまり看護の心を語り継いでいく事が、
次世代看護師の育成へと
繋がると考えます。